私は1995年よりシェムリアップで日本語教室を開いております。卒業生には時折、遺跡は
勿論の事、ホテルや土産物店に行った時に日本語を使って張り切って働いているところに
出会いますが、アキラ君にはめったに会う機会がありません。
アキラ地雷博物館に行っても、アキラ君が必ずいるとは限りません。平和のためにいつも
忙しく飛び回っていてくれるからです。
けれども、昨年と本年は日本から支援に見えた方のご縁でアキラ地雷博物館へもアキラ君の
シェムリアップオフィスにも伺う機会がありました。可愛らしい3人の子供達に囲まれた
アキラ君、皆パパにべったりで、優しい子育てパパなのだろうとすぐに分かりました。
美しい奥さんを亡くして以来、仕事と子育ての両立でさぞ大変だった事でしょう。
アキラ地雷博物館の方は、一二三日本語教室を支援して下さっている愛知県の団体の
皆様が、観光客のためにトイレを改築して下さることになり、本当に美しいトイレに生まれ
変わりました。
落成式典では司会と通訳のお手伝いをさせて頂きました。式典の後の祝宴の際、
優しそうな女性を紹介してくれたアキラ君、新しい奥さんを迎える事が出来たとの報告を
受け、自分の事の様に嬉しく思いました。
継続は力なりと言いますが、地道に細く長くとにかく頑張って続けていれば良い事が
あります。
鬼一二三 (おに ひふみ)
日本とカンボジアの交流の場 いろはにほへと.com
東京都認証 特定非営利活動法人 アンコールワット日本文化交流会 [NPO法人 KH(クメール)] http://www.npokh.org
カンボジア王国 シェムリアップ州 国際日本文化学園 [一二三日本語教室&123図書館&櫻空塾空手道場&アンコール柔道場]http://www.ijci.net/
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