2017年8月:「岩田亮子」

2013年、地雷博物館の川広氏とのご縁のお陰で、バッタンバンの我が児童養護施設 “Hope Of Children (HOC)” で、アキラ氏の体験談を直接聞ける機会を頂いた。
HOCの子ども達にとって、年齢的には父親位のアキラ氏の話なのだが、初めて聞く話に目を丸くしながらも既にどこか遠い異国での物語、地雷撤去進行中のバッタンバンでさえ、もう身近な話では無くなっていることが子ども達の表情から見て取れた。
歴史は繰り返すと言う。この話を風化させてはいけない。

未だたかだか30数年前の出来事ではないか。
同じ過ちを繰り返さぬためにも、自分は地雷を掘り続けると言うアキラ氏。
アキラ氏の様にその悪夢の様な体験から這い上がり、重過ぎる十字架を背負いながらも、罪を償う行動をし続けている人も他に例を見ない。また彼に代われる人もいない。
アキラ氏がやるから意義があり、彼でなくては語れない言霊がある。
戦争を知らぬ世代にもっと聞いて欲しい。事実を知って欲しい。

その稀少性と価値ある活動に敬意を表すると共に、その活動が平和への礎となるよう、心からの応援をし続けたいと思います。
子ども達の未来がいつも明るく希望に満ちたものであるために!!

    

カンボジア バッタンバン州
Hope Of Children 
岩田亮子

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