第45課 地雷
地雷には人間を狙った対人地雷や、戦車を狙った対車地雷など、色々な物があります。カンボジアには内戦時代のスポンサーだった世界の国々で作られた数多くの種類の地雷が埋められています。
内戦時代に埋められた地雷が今でも眠っている地域は地雷原と呼ばれています。内戦時代にカンボジアではどうして地雷が大量に使用されたのでしょうか。
地雷は安くて便利で扱いやすい武器/兵器です。森の中でも持って行けるし、訓練をあまり受けなくても、誰にでも簡単に仕掛けることができます。大量の鉄も要りません。写真のフィルムケースのような容器があればすぐ作ることができます。それでたくさん埋められてしまったのです。
地雷の撤去/処理はカンボジアでは金属探知機を使って、1つ1つ手作業で行われています。
1個300円の地雷を除去するのに1万円から10万円もかかります。
ここ(地雷博物館)にある物は皆安全処理がしてあり、火薬が取り除いてありますから、触っても大丈夫です。
地雷の除去は国際的な地雷処理団体の協力によってどんどん行われています。
今回皆さんをご案内する観光地には地雷は全く残っていませんので、どうぞご安心下さい。
(『カンボジア 日本語ガイドの基礎知識 100』
一二三日本語教室2006年発行 鬼一二三著ISBN4-9903932より引用)
これはアキラ君に聞いた話を基に執筆した拙著の抜粋です。
シェムリアップの観光ガイドの多くは地雷に接する機会が殆どないと思われますので、最低限の知識として日本語ガイド向けに制作した本の第45課に地雷について記しました。
アキラ君は存在自体が貴重です。これからも体に気を付けて頑張って欲しいと願っております。
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